2011年4月26日火曜日

ケアンズ1日バードウォッチングツアー報告 2011/4/26


あまりあくせくせず写真を撮りたいというお客様を案内してケアンズ周辺を一回り。
最初は植物園でパプアガマグチヨタカを。


ヒクイドリを見に行かないといけないのであまり時間を割かずに、目ぼしい鳥だけを抑える感じで。ヒメミツユビカワセミはこの時期は見やすいです。


シロガシラツクシガモの家族もいます。



カソワリハウスにいって、ヒクイドリを。
ヒナもだいぶ大きくなりました。

その後はマリーバを抜けて、アサートン、ヤンガバラからケアンズに。



オーストラリアガマグチヨタカはいつもの場所にいましたが、1羽のみ。
近くの道で1羽轢かれていましたが、相方が轢かれちゃったのかも…。

カザリリュウキュウガモ

キムネハシビロヒタキ

コウロコフウチョウがディスプレイを始めたり、ミミジロカササギビタキが降りてきたり、季節が変わってきているようです。
オーストラリアオオノガンもだいぶ増えました。




ヘビ探しスポットライティング報告 2011/4/25

カソワリハウスに宿泊のお客さんが、どうしてもアメジストパイソンが見たい、とのことで夜スポットライティングに。
住んでいれば割と見るヘビですが、今みたい。というと、なかなか難しいです。早朝だったらかなりの確率で見られますが、夜。2時間ほどうろうろしてようやく見つけました。かなり小さい個体。というか、今まで見たアメジストパイソンの中で一番小さい。ある意味珍しい個体でした。

2011年4月13日水曜日

ニューギニアAコースについて

今年の
ニューギニア入門 Aコース『極楽鳥とニューギニアの鳥
の料金がでていますので、お知らせいたします。


料金はいずれも1名様あたりの代金です。
実際の催行日によって多少変わります。

参加者2名の場合 5550豪ドル
参加者3名の場合 4020豪ドル
参加者4名の場合 3255豪ドル
参加者5名の場合 2795豪ドル
参加者6名の場合 2488豪ドル

アイアンレンジ短期空路往復ツアーについて

アイアンレンジ国立公園、空路往復の短期ツアーの代金をお知らせします。
興味のある方、ぜひご検討ください。

0日目 日本発
1日目 早朝ケアンズ着。ケアンズから飛行機でアイアンレンジへ。
2日目 アイアンレンジにて探鳥。朝昼夕
3日目 アイアンレンジにて探鳥。朝昼夕
4日目 アイアンレンジにて探鳥。夕方の飛行機でケアンズへ。朝昼夕
5日目 ケアンズ発、日本へ。

4人参加1人2165豪ドル
実際の最後日により多少変わります。

含まれるもの
1日目昼食から5日目朝食までの食事
オーストラリア内での移動

含まれないもの
日本からの航空券など

スラウェシ / カワセミ撮影ツアーについて


2011年のスラウェシのツアーの代金をご案内します。
ご参考にどうぞ。
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北部スラウェシカワセミ撮影ツアー

最近人気の高いスラウェシでのツアーです。写真撮影を主目的にゆったりと時間をとっています。

1日目 Manadoにて合流。タンココ国立公園に移動
2日目-5日目 タンココ国立公園内にて探鳥。アオミミショウビン、チャバラショウビン、セレベスカワセミ、セレベスコウハシショウビン、アカショウビン、ナンヨウショウビンを探します。
6日目 Manadoへ。

料金はいずれも1名様あたりの代金で、2011年の見積もりです。
参加者2名の場合 5315豪ドル
参加者3名の場合 4015豪ドル
参加者4名の場合 3120豪ドル
参加者5名の場合 2740豪ドル
参加者6名の場合 2295豪ドル

含まれるもの
宿泊、食事、スラウェシでの交通。

含まれないもの
日本からの航空券など

さらにチャイロショウビンなど他の鳥が期待できるTomohon地区を加えた10日間コースもございます。

2011年4月3日日曜日

ケアンズ周辺4日間ツアー報告 2011/3/28-31

サウジアラビアからお越しのご夫婦をご案内。ただしご夫人はバードウォッチングに興味なし。ということで探鳥半分観光半分の行程となりました。

1日目 ケアンズ周辺にて探鳥。植物園ではヒメミツユビカワセミ、パプアガマグチヨタカをはじめ色々な鳥と出会うことができました。エスプラネードでシギ・チドリ類も観察。繁殖羽の個体が増えました。



午後はスカイレールでクランダへ。カソワリハウス周辺ではワープーアオバトなどを観察。

2日目はマリーバ方面で乾燥地帯の鳥を探しました。でも最初に訪ねたのはワイナリー。熱帯の果物を使用したフルーツワインの試飲の後、探鳥に。ライチョウバト、オオアズマヤドリ、ハゴロモインコ、ホオアオサメクサインコ、モモイロインコなどを観察。ほかにもスナイロワラビー、オオカンガルー、マリーバイワワラビーなどの動物もみました。




3日目はアサートン高原南部の熱帯雨林をまわりました。有名なカーテンフィグツリーではキミドリリングテイルを発見。



探鳥の後,チーズ&チョコレート工場で昼食。

食後はカモノハシを見にいき、そこでヒメミツユビカワセミやルリミツユビカワセミも観察。この時期にはめずらしくオーストラリアオオノガンもいました。


4日目は早朝からディンツリークルーズに参加。タカサゴクロサギ、スマトラサギ、ヒメミツユビカワセミ、テリヒラハシ、ミミジロカササギビタキ、ムナオビエリマキヒタキなどを観察。




クルーズ後はマウントモロイで探鳥。コーヒー園なども訪れ、ケアンズに戻りました。

西オーストラリアでオウムとインコを探すツアー報告 2011/3/5-10

Cacatua_sanguinea_jun_9236

6日間でパース近郊のオウムとインコを探しに行ってきました。
この地区で、しかもオウム狙いとなると、かなり移動の多いツアーになります。



Cacatua_sanguinea_jun_8290

まずはパース近くの公園でアカビタイムジオウムを。
パース近郊の個体は籠脱けが定着したものという見方もあります。
Cacatua_sanguinea_jun_9066

昼はお昼寝。
この時期は特に日中の気温が高く、昼はほとんど鳥が動きません。
さらに遠くの公園に移動。クロオウムを狙います。クロオウムは1時間ずれても姿が見られないので余裕をもって到着。
キミミクロオウムの群れがきました。
Calyptorhynchus_latirostris_jun_803


「キミミ」というわりに、黄色くないですが、こんなもんです。

Calyptorhynchus_baudinii_jun_7746


こちらはよく似たオジロクロオウム。
声質も違うので慣れれば、飛んでいてもあたりはつきます。
この後はパースを離れて南下。
途中で、ヒメテンジクバタンの群れに遭遇。
Cacatua_pastinator_jun_8501


アカビタイムジオウムとテンジクバタンの中間のような姿です。テンジクより赤が少なく嘴が短い。
この辺からインコ系も姿を見せます。
Barnardius_zonarius_semitorquatus_j

マキエゴシキインコ 「28」と呼ばれる亜種です。
Barnardius_zonarius_zonarius_jun__3

マキエゴシキインコ 「ポートリンカン」と呼ばれる亜種。

Barnardius_z_zonarius_x_semitorquat

マキエゴシキインコ 雑種。

Img_2199_img_2199


海辺の町に出ました。この岩場のどこかにイワクサインコが…。
Img_2198_img_2198


この茂みの中にニシキジインコが…。
Jun_8610_jun_8610


かわりに?クロカンガルーを発見。
Jun_7933_jun_7933


なんだか…、アルパカっぽい。
ここではノドジロクサムラドリやらハシナガヒゲムシクイやらも姿を見せましたが、写真は無理。

Jun_7948_jun_7948

まだ時期ではないとはいえ、さすが、花がたくさん咲いてます。
Jun_8131_jun_8131

Jun_7950_jun_7950


あ!

Jun_8645_jun_8645


フクロミツスイだ!
Oさんが発見。すばらしいです。
他にも
Stipiturus_malachurus_jun_7957


エミュームシクイとか
Acanthorhynchus_superciliosus_jun_7

ニシキリハシミツスイ

Jun_8654_jun_8654


King Skinkなんかも。
もうちょっと長く滞在したかったですね。
ここからは内陸に移動。
Img_2102_img_2102_2


植生もがらっと変わります。
Img_2203_img_2203


昼の間は鳥がいないので、観光。
オーストラリアで一番大きいという風車を見学に。
陽が傾いてくると、宿のまわりで、

Jun_8210_jun_8210

ニシハチマキミツスイ
Jun_8259_jun_8259


ニシトゲハシムシクイ
Jun_8102_jun_8102


ニシキバラヒタキ
など。
どれも西の固有種です。ここではミナミメグロヤブコマもいました。
オーストラリアムシクイも何種かいましたが、どれもエクリプスでした。

Img_2223_img_2223

夜は星が綺麗です。
Img_2217_img_2217_2


沈む月とオリオン座。
Euzosteria_femoralis_img_2038


変わったゴキブリを発見。Euzosteria femoralis
なにが変わってるって、体を傾けて、身を守ります。
翌日は、山登りチームと探鳥チームに分かれて。

Img_1972_img_1972

山登りチームはこれを攻め。

Cacatua_roseicapilla_jun_8984

探鳥チームはモモイロインコを見に行きました。冠羽まで赤い亜種ですね。
途中、

Jun_8695_jun_8695

飛んでいくオグロインコ。

Jun_8824_jun_8824

飛んでいくユーカリインコ。
おりてこーい。

Jun_8688_jun_8688_2

ココノエインコは地面に。マキエゴシキインコもよく道路におりてます。
道路脇はハトも多いです。
Phaps_chalcoptera_jun_7843

ニジハバトと、

Phaps_elegans_jun_7967

チャノドニジハバト。
Jun_8734_jun_8734


ホウセキドリが近くにきました。

Jun_8083_jun_8083


ワカナインコは遠いです。

夕方もう一度モモイロインコを見に行って、

Img_2318_img_2318

オグロインコ発見。
モモイロインコが水を飲みにきます。
 
 あとはパースに戻って終了です。
移動移動の忙しいツアーでしたが、天気にもめぐまれ、参加者の皆さんのおかげで楽しく過ごすことができました。お疲れさまでした。