2011年4月3日日曜日

ラミントン国立公園とケアンズ10日間バードウォッチングツアー報告 2009/9/24-10/4

ラミントン国立公園とケアンズ周辺を。鳥だけでなく、哺乳類、昆虫、は虫類など全般的に興味のあるお客様。要望に会わせて出来るだけいろいろな生き物を探しました。

-ラミントン編-
今回はここに4泊。 これも30日ツアーだったんだけど、先方の都合で半分になってオライリーズとケアンズになった。お客さん自身はその後自分たちだけでカンガルー島とかに行くことになってる。 交通量の多いブリズベン市街を敬遠して高速を使ったのだけど、この料金システムが、もう辟易。 先にネットとかで料金を払っておいてから利用する。一応後から払うこともできる。 料金所は廃止されてなくなった。かわりにビデオカメラが設置してある。通った車はビデオに記録されていて、料金を払わずにいると忘れた頃に手数料込みで請求がくる。頻繁に使う人は口座を作っておくことができるのでらくちんかもしれないけど、たまにきてレンタカーだと、いちいち車のナンバー登録して、通った日を入力して、めんどくさい。

途中に野生のコアラを発見。

すんでたときは普通に見てたけど、時間と行く場所が限られると見る機会ががくんと減る。アカクビワラビーと、アカクビヤブワラビーと、コミミフクロギツネとハイイロリングテイルも見てほ乳類の多い1日だった。

オライリーズ到着後は前回同様宿の周りをひとまわり。 キンショウジョウインコとアカクサインコ、アオアズマヤドリ、フウチョウモドキは相変わらず。 夜も宿の周りを散策。 ハイイロリングテイルがもりもり葉っぱを食べてて全く気にしない。



翌朝は早朝から探鳥。一回りして戻ると、あれ?カソワリツアーのベンがいる。これからコトドリを探しにいくんだと言ってお客さんを連れて森の中へ。その数分後、ふらりと現れたミックが「むこうにコトドリがいたよ。」というのであわてて見に。オスのアルバートコトドリがエサをとってる。

おー。こういう鳥はほんとにタイミングだなぁ。ベンも森の中で見つけてるといいけど。しばらくコトドリを見てると向こうにも数人のバーダーが。木の上にフウチョウがいるというのでこちらも観察。ディスプレイもしてる。 先週はほとんど鳴いてなかったのに…。そういえばやたらと暖かい。上着いらない。この1週間でちょうど季節が変わったのか。そういやバーダーも多いな。

朝食後はパイソンロックの方を歩きに。ネコドリとかハシリチメドリとか。 そういえばパイソンロックでほんとにパイソンを発見。

翌日も早朝探鳥。コトドリのメスを発見。 今回は4泊と余裕があるのでちょっと長めのトレイルを歩くことに。オライリーズはいい場所なんだけど、それだけだと”ラミントン国立公園”を見てる感じがしなくてもったいない。 割と手軽なBox Forest Circitを歩く。


下りを利用してアオバト系を探そうと思ってたのにちっともいない。ハイイロサンショクヒタキが一瞬。あとはドラゴンを発見。Southern Angle Headだ。 夜はコミミフクロギツネ黒バージョンが。 前回見られなかった Emerald Spotted Tree Frog [Litoria Peronii] も発見。


翌日。近くにガマグチヨタカとハヤブサが営巣しているというので一応見に。 割とあっさり発見して、ベニマユキノボリとウズラチメドリを探しに次の探鳥地に。ついたところでなんだかすごい曇り空。曇り?霧?なんか色が変。ほとんど視界がなくなってしまったので早めに昼食に。 宿に戻るとなんだかホコリっぽい。霞んでた正体は黄砂、いや降砂だって。シドニーからこっち全域。シドニーでは空港が閉鎖されるくらいの騒ぎだって。しょうがないのでそのまま午後もその辺をうろうろするだけで終了。



翌日も風が強い。この様子じゃあ、と思ってカーテンを開けると快晴。 おー。 昨日の砂嵐が嘘のようだ。 今日は最終日でケアンズに移動なので、朝昨日行けなかったダッククリークロードに。 ベニマユキノボリ発見。山をおりがてら途中池によって探鳥したり。 夕方には飛行機でケアンズに。

-ケアンズ編-
後編はケアンズ7日間です。 こちらはもう、いつものように。 ケアンズ近辺と、アサートン高原、キングフィッシャーパークロッジに泊まったりと。 生き物全般に興味のあるお客さんだったので、いつもより寄り道多めで。 ニオイネズミカンガルーが出てくるのを待ってみたり、 コゲチャリングテイルをみたり、 子育てシーズンなので、 シラフミツスイがエサをねだってたり、ヨコフリオウギビタキがエサをねだってたり、 オーストラリアヘビウがエサをねだってたりしました。 今年のケアンズはやたらと乾燥しているので、森の中もからからです。

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