2011年4月3日日曜日

ケアンズ7日間バードウォッチングツアー報告 2009/8/3-9

あと180種ほどでライフリスト3000種達成というご夫婦。「ライフリストは増やしたいけど、あくせく探鳥するのはいやだ。5時前には宿でビールが飲みたい。」とのことでしたが、ケアンズ近郊の探鳥地を回りなんとか220種ほど観察しました。
1週間もあるんだから、余裕で3000種達成すると思ったのですが、ケアンズから離れられない。 基本的には5時前には宿に戻って、ベランダでワインを飲んでくつろぎたい。と。 かつ、朝は出発が9時。「ホリデーなんだから」といわれれば、その通り。
7日間と入ってもかなりのんびりした感じでまわってきました。詰め込めば4日で可能な感じの行程です。

ケアンズは初めてというので、見る鳥はだいたいライファー。その点はありがたい。 初日はホテルに迎えにいって、カソワリハウスへ移動。 合流前にセンテナリーレイクでスマトラサギを見たとのこと。マングローブロビンもヒメミツユビカワセミも見たというし、午前中はセンテナリーレイクにいくつもりだったけど、いくが必要なくなった。
ホテルのロビーからケープヨークオーストラリアムシクイが見えたり幸先よくスタート。カソワリハウスまでの道中、やたらと赤いセアカオーストラリアムシクイなど探鳥しつつ、午後早めにカソワリハウスに。 着いたらヒクイドリがお出迎え。夕方にはいつも通りミナミオオクイナが出てきてくれたし、初日は万事順調に。

その後もせっせと鳥を探し、「見れなかったら見れないでしょうがないよね」といってくれる割に、1種見る度に、「あと○種」「後○日だから、1日○種みなきゃ。」とプレッシャーを…。 ムナグロシラヒゲドリが開けたところにいたり、メグロヤブムシクイが簡単だったり、ワープーアオバトがすぐそこにいたりとなかなか快調。オウゴンニワシドリも是非見たいとのことだったので、その辺もいきましたが、「こんな薮は歩けない」ということで断念。

普段紹介しているようなケアンズ近辺の探鳥地をあらかた回った感じ。 強いていえば、最終日にディンツリーまで行ったのが一番遠い。 おなじみのクルーズに参加。
ハシブトゴイ以外増える可能性ないね。と言ってたのに、ハシブトゴイでず。 オーストラリアヨシキリという地味なところで1種。 ディンツリークルーズは種数にこだわらなくても鳥が近くて楽しめます。

ハシリチメドリとかをみてないので最後にマウントルイスに。 オーストラリアトラツグミ、ハシリチメドリ、ハバシニワシドリ、までいったところで、 「やったー3000種だ!帰ってビールだ!」 えぇっ、まだ100mくらいしか来てないよ?さっきすれ違った人はオウゴンニワシドリいたって言ってたよ? 結局、さっさと山を降りて、ふもとのバーで祝杯。 終始とても楽しそうで、趣味とはかくあるべき、みたいなものをちょっと感じましたね。

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