さて後半ですが、こちらもおなじみのコース。一旦戻ってバリラタ国立公園、PAU、キウンガからフライリバークルーズ、タブビル。前半は山の鳥でしたが、後半は平地の鳥中心といった感じです。
PAUは子育て時期で、ノドグロカイツブリ、トサカレンカク、セイケイがそれぞれヒナを連れてました。
セグロモズガラス |
パプアガマグチヨタカ |
さて、飛行機でキウンガに飛び、フライ川のリバークルーズに。
ムネアカカンムリバトがメインなんですが、ヒヨクドリ、ジュウニセンフウチョウ、オウゴンフウチョウモドキなども人気です。
まだホタルの光る夜明け前に出発。
じゃないとジュウニセンフウチョウに間に合わないので。
ジュウニセンフウチョウ |
なんとか”セン”がみえると思うんだけど。
ムネアカカンムリバトも無事に
あのスピードで動いてるボートから木の奥にいるのを見つけるんだからたいしたもんだ。同じガイドとして感心してる場合じゃないんだけど。でもあれができるのも一人だけなんだと。
飛んでるとこ。
飛ぶ時も普通は頭をたたまないんだけど、たたむことも出来るらしい。
これをみると、カンザシバトも扇形に開いてたんじゃないかと。復元図はたたんでるのばかりですが。
リバークルーズといってもディンツリー見たいに鳥が近いわけではないです。
それでも、
パプアシワコブサイチョウ |
シラヒゲカンムリアマツバメ |
アカメミヤマバト |
ビスマークオオコウモリ |
途中のエカメロッジで昼食。
宿泊もできます。心構えがないとハードル高いですが。
泊まるととヨタカとかフクロウがいろいろ。
近くにヒヨクドリのポイントがあります。
ヒヨクドリ |
オウゴンフウチョウモドキは川を横切って飛んだだけでした。
日程の都合で行きませんでしたが、この地域に踊り場があります。「ばっちりセットアップしてあるからきたらみられるよー。」と現地ガイドがいってました。
あとこの辺は雨が多く、ツツガムシ系のダニもたくさんいるのでそれなりの対策をしておく必要があります。幸い今回はあまりひどい目にあった人はいなかったようです。
ようやく見つけたツツガムシ系虫除けが効果があったのか。
効き目はあったと思うけど、今だに服から虫除けの匂いがします。何回か洗濯したのに…。
川以外ではこの地域でアオムネカラスフウチョウ、オオフウチョウ、アカカザリフウチョウなど。
続いてタブビルに移動。
ここの鉱山のためにキウンガの町ができたという関係で、タブビル自体も鉱山のために存在してます。ただこの鉱山は閉山準備に入っていて、閉山後はどうなる のかわかりません。個人的には人が散らばって、こじんまりとした町になれば、逆にいいと思ってますが。心配なのは人が残って目先の現金収入のためにおかし なことをしないかということ。じゃんじゃん森も切ってるし、フライ川にダムを造るとか、そういう話もあがっているようです。
途中土砂崩れで時間が取られてしまいましたが、なんとかタブビルに。
インコ類とワキジロカンザシフウチョウ、キンミノフウチョウ、カギハシショウビン、アラゲインコあたりが大物でしょうか。
アラゲインコ |
ワキジロカンザシフウチョウはなんとかみられましたが、キンミノフウチョウは声ばかり。見たのはこれだけ。
今でも市場で売られていたりするようです。
保護はされてますが、まあ、文面だけでしょう。伝統的な理由であればいいらしいですし。
川沿いの木が全部切られていたので普段見にくいヤマツチスドリが簡単に。
でも、次期からはいなくなっちゃうだろうな。
ヤマツチスドリ |
個人的にコチドリの写真を撮りたかったのですが、証拠写真だけ。
繁殖期のアイリングがピンクだったり声が全然違ったりでおそらく別種になるといわれてます。
パプアコチドリ |
コチドリ亜種papuanus
後半のツアーで見たのは約160種。
雨でほぼ1日つぶれてしまったのが残念。でも過去には全日雨で何もせずに帰ったこともあるらしい。
ポートモレスビーに戻る飛行機からの景色
低地はこんな感じの場所がおおいです。
乗った飛行機…、ではなく大統領専用機。
滞在中も反政府デモとかがあって、この先がやや心配。
ニューギニアというと極楽鳥が有名で、鳥がいっぱいというイメージがありますが、実際の探鳥はかなり難しいです。環境も悪化するばかり。でもニューギニア にしかいない鳥がたくさんいるのでここに来るより無いんですよね。生息地の伐採と狩猟圧が厳しいです。今回のツアー中も地主の人と「なんとかしないともう バードウォッチングツアーは来(られ)なくなるよ。」という話をすることがありました。1日山を歩いた先のポイントだけ残ってもツアーをやるには厳しいで すし。道ばたで見られるポイントを残してくれないと。
0 件のコメント:
コメントを投稿