1日目 ケアンズからロータスバードロッジ 早朝出発し、ヨーク岬半島中央、レイクフィールド国立公園のロータスバードロッジへ。オーストラリアで最も有名な鳥宿の一つです。乾季の間のみ営業で半年前には予約をしないと希望の日が取れません。道中、シラガトビ、アカヒメクマタカ、オナガイヌワシなどの猛禽が飛んでいました。途中、キビタイヒスイインコのポイントにも立ち寄りましたが、時間が遅かったのでいませんでした。それでもアオバネワライカワセミやヨーク半島固有種のセグロモズガラスやミツスイ類を観察しました。
ロータスバードロッジではベランダ横の木でニュージーランドアオバズクとパプアガマグチヨタカが繁殖していました。
2日目 キビタイヒスイインコ、アカオオタカ探し
朝は再びキビタイヒスイインコのポイントに。今度はばっちり観察できました。♂♀若鳥と全部で10羽ほどいたと思います。
そのあとはアカオオタカを見に。毎年営巣している巣が近くにあります。この時期はだいたい♀が巣に乗っているので見るのは簡単なのですが、狙いは♂。どこか近くにとまっているはずです。1時間ほど探してみましたが、♂は発見できず。
宿に戻って昼食の後、レイクフィールド国立公園へ。ここではコモンチョウを探します。たくさんの草原の鳥、フィンチ類やミツスイ類にまじって、コモンチョウ発見。公園内の水場も訪れ、水鳥も観察しました。
3日目 ロータスバードロッジからアイアンレンジへ
早朝はロータスバードロッジの周辺で探鳥。敷地内に湖があり、セイタカコウ、シロガシラツクシガモ、カササギガン、アオマメガン、トサカレンカクなど数多くの水鳥でにぎやかです。
ノドアカミツスイ、ノドジロムジミツスイといったミツスイ類も飛び交います。
朝食後アイアンレンジ国立公園にむけて出発。途中アカオオタカの巣に再び立ち寄り、今度は♂を発見しました。
夕方アイアンレンジキャビンに到着。キッチン、テレビなどを完備したキャビンです。半年前にここがオープンしたおかげでアイアンレンジの探鳥がかなり快適なものになりました。なんと携帯もはいるとか。
4日目 アイアンレンジ国立公園
どんよりと曇り風の強いあいにくの天気。基本的に熱帯雨林なので、風が強いと鳥を探すのが容易ではありません。
午後は海岸に出て、シギ・チドリ類を観察。またここでヤシオウムも観察しました。
5日目 アイアンレンジ国立公園 今日も天気は曇天強風。人懐っこいカオジロキアシヒタキが飛び回ります。ヨーク岬半島固有種のうちチャムネミツスイ、ヒメヤブムシクイを発見。オオウロコフウチョウも頻繁に姿を見せるようになりました。遠くにナキカラスフウチョウの姿も見えます。
午後はオールド・コーエントラックを歩き、キミミオリーブミツスイ、メジロミツスイ、キアシオリーブヒタキなどの固有種を発見。オオハナインコの♂♀、新種に別れたイチジクインコのヨーク半島亜種も見ることができました。
6日目 アイアンレンジ国立公園
午前中は再びオールド・コーエントラックへ。キタメグロヤブコマ、アオガオインコなどを見ました。午後は観光をかねて海岸の方へ。思いがけず、カツオドリ、オオグンカンドリ、オオアジサシ、クロサギの白色型と黒色型、ハシブトオオイシチドリ、オーストラリアミヤコドリなどを発見しました。またこの日はアオジタトカゲやズグロパイソン、チルドレンパイソンなども発見しました。夜はパプアガマグチヨタカ、オヒロヨタカ、オオヒゲナシヨタカを観察。
7日目 アイアンレンジ国立公園からコーエンへ 午前中の残り時間はここまでまだはっきりと見ていないキバシショウビンを探しに。なんと目の前に現れてくれました。
その後車でひた走り、ケアンズまでの中間点コーエンの町に宿泊。ここでは数万匹はいるかというオーストラリアオオコウモリのキャンプに遭遇。
8日目 コーエンからケアンズへ 幸運にもクロムネトビが姿を見せました。途中オーストラリアオオノガンなどを見てからケアンズの町へ。
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