2011年4月3日日曜日

タスマニア6日間ネイチャーツアー報告 2008/11/13-18

自然の宝庫タスマニアのツアー。北海道ほどの広さをもつ島ですが、効率よくポイントを回ることでこの日数でも充分タスマニアの固有種とタスマニアデビルなどの動物を観察できます。観察種は82種。
費用:6日間のガイド、車、全宿泊、全食事込みでお一人A$4000ほど(2名参加)でした。

1日目 タスマニアへ お客様のご希望により、メルボルン空港にて合流。ホバートへ移動。ホバートには夕方6時頃到着し、この日はホバートに宿泊。ホバートは気温が30℃あり、思いがけない暑さ。この後の行程に備えて買い出しなど。


2日目 ブルーニー島へ 朝は宿のまわりをムナグロオーストラリアムシクイが飛び回り、ゴシキヒワやミツスイ類が訪れていました。

昨日とは打って変わって肌寒い朝。この日はまずミドリホウセキドリを探しに南に移動。どんよりとしたお天気の中、あいにくミドリホウセキドリは見られませんでしたが、タスマニア固有種のクロフエガラス、キノドミツスイを撮影。



その後フェリーにてブルーニー島に移動。島に入るとすぐにオトメインコがお出迎え。宿へと向かう道中でもタスマニアオグロバン、カオジロオーストラリアヒタキなどを撮影。宿にチェックインのあと、島内で探鳥。予定通り?ミドリホウセキドリを発見。

アカビタイキクサインコ、タスマニアヒタキ、オリーブハチマキミツスイ、ズグロミツスイなどのタスマニア固有種を次々撮影。ノドアカサンショクヒタキ、サンショクヒタキなども近くで撮影できました。



夕方、キジインコを狙ってみましたが、こちらは空振り。かわりにタスマニア固有種のクリイロヤブムシクイを発見。夜は海から帰ってくるコビトペンギンを観察しました。


3日目 ブルーニー島内探鳥 今朝も肌寒い朝。この日もブルーニー島内で探鳥。早朝は宿の周りを散策。昨日見た鳥たちが宿の周りをうろうろしていました。特にタスマニアヒタキとサンショクヒタキはあまり人を気にしない様子。その後セグロサンショクヒタキを撮影。

さらにタスマニア固有種のメジロヤブムシクイを撮影。

ミカヅキキバネミツスイも現れました。お天気が不安定で降ったり止んだりしながらだんだん雨が強くなって来たのでこの日は早めに終了。帰り道にキミミダレミツスイを撮影。夕方雨の切れ間をぬって、なぜかここまで見ていなかったタスマニア固有種最後の一種、タスマニアトゲハシムシクイを撮影。これでタスマニア固有種12種をコンプリート。



4日目 クレードル山方面へ 基本的に移動日。絵はがきでも有名なクレードル山に移動。風景ではなく、動物などが目的なのでクレードル山から1時間ほど離れた宿に宿泊。なんと山には雪が積もっていました。朝の気温は氷点下だったそうです。部屋の前をキタケバナウォンバット、ハリモグラがうろうろ歩き、タスマニアオグロバン、ムナグロオーストラリアムシクイがエサを探している自然の豊かな環境。

夕方カモノハシを探しましたが、まぁ、見られたら見てもいいかなというつもりだったので発見できず。近くにはツチボタル(通称)の洞窟もあるそうです。夜は宿の周りでタスマニアデビルを撮影。

伝染病のせいで今後10年のうちに絶滅するとも言われている動物。実際くる度に見る機会が減っています。この場所も東西南北に病気が確認されているのでいつまで持つことか…。

5日目 観光の1日 目的のタスマニア固有種撮影は済んでしまったので、観光がてら渓谷を訪ねたり、ワイナリーやチーズ工場などをまわってのんびり過ごしました。

6日目 ロンセストンから帰路 ロンセストン空港に移動。道中道ばたの草地でワカバインコを撮影。ロンセストンからメルボルンへ移動。解散。

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