2011年4月3日日曜日

ケアンズ周辺3日間 2009/1/31-2/1

1日目 ケアンズ周辺 市内ツアーデスクからお迎えの後、エスプラネードへ。潮が高すぎましたが、近くに残っているシギ・チドリの群がいました。あの距離で観察できるのはケアンズならではと思います。

ほとんどは日本でも見られる種類でしたが、日本では珍鳥に含まれるコオバシギ、サルハマシギなどもみられました。砂地で遊ぶチョウショウバトや草地でけたたましくなくズグロトサカゲリ、尾を振りながら愛嬌を振りまくヨコフリオウギビタキなどケアンズの普通種も観察しました。

その後マングローブ林にて、ナンヨウショウビン、キミドリコウライウグイス、タテフミツスイ、マングローブヒタキ、テリヒラハシなどを観察。虫さされは皆さん平気でしょうか?テリヒラハシは♂♀色が全然違うのが印象的でした。マングローブヒタキも普段はもっとちょこまかと動きますが、かなり協力的でした。

オーストラリアイシチドリで有名な墓地に行き、ハチクイ、サメイロミツスイなどを観察。入り口でイチジクインコが見られたのはラッキーでした。オナガテリカラスモドキのコロニーを観察後、植物園で昼食。食後はヨーキーズノブにてアサヒスズメを観察しました。

最後は植物園横のセンテナリーレイクでパプアガマグチヨタカを観察。初日からかなり積極的に探鳥しました。

2日目 キングフィッシャーパークロッジへ 早朝にカソワリハウスにて朝食。お天気はあいにくの雨。普段は鳥でにぎやかな餌台も寂しい感じでした。それでもシラフミツスイ、トサカハゲミツスイ、コゲチャミツスイなどが姿を見せました。しかし肝心のヒクイドリは結局姿を見せてくれませんでした。

カソワリハウスのあとはキングフィッシャーパークロッジに向けて移動。途中マウントモロイの公園でミツスイ類を観察。ここでは真っ赤なクレナイミツスイ、水色のホオアオサメクサインコなどが印象的でした。その後マリーファームでオーストラリアオオノガンを観察。バラ線が邪魔になったりもしましたが、条件は良かったと思います。乾季の間は9時頃から陽炎がひどく、撮影しにくくなります。マウントモロイに戻り昼食後、いよいよキングフィッシャーパークロッジへ。

ロッジではシラオラケットカワセミが繁殖真っ最中でした。探す苦労も無くまずは一枚。そのあとは雨と光量不足で思うように取れなかったと思いますが、ぐるっと一回りしてフヨウチョウなどを撮影。ますます強くなる雨の中、夕食後はフクロウを見に。翌日の天気に期待しつつ、この日の観察を終了。

3日目 アサートン高原 朝からひどい雨。一応ノドグロヤイロチョウを探しに出ましたが空振り。気象レーダーを確認すると、なんとサイクロン発生。ひたすら降る雨にキングフィッシャーパークロッジを切り上げて、まだ雨の降っていない南部の探鳥地まで一気に移動。途中観光スポットとしても有名なカーテンフィグに立ち寄りました。ひたすら移動するも、結局雨の降っていないところは無く、トルガのカフェで昼食後、カソワリハウスに。これでヒクイドリが姿を見せてくれれば報われるというものでしたが、そううまくはいかず、結局手ぶらでケアンズに戻ることとなりました。

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